犬の病気_フィラリア症

★「フィラリアとは?」
 
フィラリアとはフィラリアに感染した動物の血を吸った蚊によって媒介される寄生虫です。
フィラリアは30cm程度にまで成長し、心臓や肺動脈に寄生します。
 
寄生したフィラリアが心臓や動脈の内壁を傷つけることで、血液循環に悪影響を及ぼします。
血液循環が不良となることにより心肺機能に障害をもたらし、
酷い場合には、肝臓、腎臓等の器官を傷つけ、最終的には死んでしまうこともあります。
 
★「フィラリアは人に感染するか?」
アメリカおよび日本でフィラリアが人体にも寄生しているケースが見つかっています。
台湾でも1992年に同様のケースが発見されました。
 
★「フィラリアの主な症状」
精神不安定 / 食欲不振 / 咳 / 体重減少 / 体力減退 / 疲労 / 血尿 / 呼吸困難 / 腹水
 
★「どのようにフィラリア感染を判断するか?」
臨床症状 / 採血 / レントゲン によりフィラリアに感染しているかどうかを判断します。
 
★「フィラリアの感染経路」
1.フィラリアに感染した犬の血を蚊が吸血したときにフィラリアの幼虫を一緒に吸い上げます。
約2週間後、幼虫は蚊の体内で感染能力のある感染幼虫に発育します。


2.感染幼虫を体内に持った蚊が犬を刺し幼虫が犬の体内に入り、
犬の体に入った幼虫は2-3ヶ月かけて皮下、筋肉内で成長し、2センチ程度の体長になります。


3.その後、血管に侵入して心臓や肺動脈に寄生し、
なおも発育を続けて3-4ヶ月後、成虫となり幼虫を産出し始めます。
 
★「医師からの提案」
フィラリアの治療には時間がかかり、治療費も莫大になりますので、普段から毎月定期的にフィラリア予防薬を投与することが大切です。
また、毎年血液検査を行い、フィラリアに感染していないかどうかを確認してペットの健康を管理することが望ましいです。