犬の病気_回虫
♪便から回虫 回虫は、虫の卵が糞便中に排出されます。それが外の世界で成長して成熟した卵となり、 ペットが地面をかいだり、なにかを口にした拍子に体内に入ると感染します。 この卵が体内で成長し、細長い白い回虫となります。 ♪妊娠している母が感染すると、体の中で胎盤を通して仔犬仔猫に感染し、仔犬仔猫の腸管に移行します。 感染している場合には、仔犬仔猫が生まれたときからすでに寄生していることも多くあります。 ♪イヌ回虫の生態 イヌ回虫は成犬成猫の体内では成虫になることはできません。 生後5ヶ月以内の仔犬仔猫の体内でのみ成虫になれるというかわった特徴をもっています。 メスの筋肉中に幼虫が存在していて、妊娠中に何らかのキッカケで仔犬へ幼虫が移行し、仔犬の体内で幼虫が成虫になります。 仔犬仔猫の腸の中で成虫になった回虫が卵を産み、その卵を成犬成猫や他の動物が外の世界で摂取することで感染が広ります。 ♪回虫にはどのような種類があるの? 回虫にはイヌ回虫とイヌ小回虫の二種類がいます。大きくなった成虫が腸の中で詰まってしまうこともあります。 その場合は薬を飲ませてうんちと一緒に対外へ排出してしまいます。 ♪どうやって体内に入るのでしょう? 他の動物の糞便を食べてしまったり野生の小動物と接触し、卵を飲み込んでしまうことで体内に入ります。体の中では小腸で孵化します。 ♪予防方法 散歩中に他の動物の糞便や小動物の屍骸を見つけたら、そこにペットを近づかせないようにさせます。 ♪症状 腹部膨満、食欲不振、嘔吐、下痢が見られます。重症の場合には腸閉塞やけいれんなども認められます。 重症になる前に、おなかの回虫を駆除する薬を与えましょう。 ♪どうやったら治る? 駆虫薬を投与します。1度目の投与の後、2週間目以降に再度検査をし、必要とあらば再度投薬します。